ちなみに

火曜日の空は僕を押しつぶした。

週末日記

土曜日はいい天気で、洗濯をして気分良く始まった。久しぶりに予定がなかったので、ダラっとしていたら夕方ごろに寝てしまい、起きたら23時だった。無益。 春と盆暗を読んだところ2017年最高の漫画ではという気持ちになって、エレキテ島2巻が出たらもう2017年終わってもいい気がした

春と盆暗 (アフタヌーンコミックス)

春と盆暗 (アフタヌーンコミックス)

昔から短編が大好きで、漫画でも小説でも、とにかく短編が最高という気持ちになる。 お話の世界を旅するのが好きで、いろんな世界を効率良く旅できる短編が好きなのだと思う。 夢見がちな性格なのである。

独りでもあまりさみしくないのは常に空想の世界に生きているからなのだろうか。 2人組の空想の友達がいたことをいまだ覚えている。

短編といえば森見登美彦先生の夜行もどちらかというと短編に属すると僕は思っている。 貴船の宿に集まったかつての英会話スクールの仲間達が、一人ずつ旅の話をする。 共通のテーマはありつつも、それぞれがある程度独立した話になっていて、気持ちを切り替えて読める。 全ての話が狂っていて、ぬめっとした気持ち悪さがあって変な笑いがこみ上げてくる。 最後までもやもやが払拭されずに終わってしまうのだけれどそれがいいと僕は思っている。 読む本を探している人はぜひ読んでくれ。

夜行

夜行

日曜日は夜行反省会ということで、夜行を読んだ三人で集まって台湾料理を食べてきた。 行きはあえて京阪に乗って、揺られながら読み返してみた。 京都にいると自分が物語の中に入ったような気持ちになれる。 美味しい料理と麦酒を愉しみながら、本の話をしたのだけれど、人見知りが発動してあまり話せなかったのが勿体無い。 それ以前に消費したコンテンツについての感想を述べるのが非常に苦手なのは自意識が邪魔しているのだと思っていて、もっと自然にいいものをいいと言えるようになりたい。

慣れていない人と会う時は一杯ひっかけてからの方がよい気がした週末なのでした。